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金の種類について

YG

貴金属の代名詞、イエローゴールド。ごく一般的な金色のゴールドです。
75%の金以外に、割金として、銅と銀をほぼ同じ割合で混ぜており、この銅と銀の割合を調整する事で、若干の黄色みの調整が可能です。純度によっても若干色合いが変わります。(K22、K21.6、K20、K18、K14、K10)

PG

昨今ジュエリー用貴金属や高級ブランド腕時計でよく使用されているのがこのPG(ピンクゴールド)です。
通常のYG(イエローゴールド)やWG(ホワイトゴールド)と金の割合(75%)は同じですが、金以外の複合物質の割合に違いがあります。YGは金以外の25%は銅と銀をほぼ同じ割合で混ぜている場合が多いのですが、PGは銅の割合を多くする事で、全体的に赤っぽい輝きを出し、そこにパラジウム(白金属)という貴金属を割金として入れる事で、赤みを調整しています。
そしてこのパラジウムという金属は硬度が高く、加工が難しいという特徴を持っており、割金としての割合次第で加工が難しいPGも存在します。
さらに大きな特徴として、YGやWGと違い、割金の割合次第で様々な色のピンク色を表現できるということです。赤に近いピンクや、オレンジイエローに近いピンクなど、様々な色合いで作り出すことが可能です。この様な特徴から、PGは今後も広く活用されるでしょう。

WG

ジュエリーや高級ブランド時計で、プラチナ以外の白い金属といえばこのWG(ホワイトゴールド)
こちらもYG(イエローゴールド)やPG(ピンクゴールド)同様、金の割合は75%で残りの25%を銅や銀、パラジウムやニッケルを混ぜて作られています。しかし、どれだけ白色に近づけようとしてもプラチナの様に白金のような輝きにはならず、若干金色が残ってしまいます。
そこでロジウムという白色の金属で表面をメッキ加工してしまいます。メッキといってもGP(金張り)のように真鍮やメタル製品に薄い金を張ったようなものではなく、全体がしっかりと金75%(物質全体の金の含有率)+割金(銅、銀、ニッケル、パラジウム)25%で出来たK18WGです。
GPのメッキと違って簡単に剥がれたりする事はありません。このようなメッキ加工をする事によって完全な白色の輝きをまとったWG(ホワイトゴールド)が完成します。今全世界で流通しているほとんどがこのロジウム加工、ロジウム処理されています。

その他(カラーゴールド)

上記の他にも、ホワイトゴールドにプラチナを混ぜた「ブラックゴールド」や、ピンクゴールドの銅の割合をさらに強くする事で赤みを増加させた「レッドゴールド」、イエローゴールドの銀の割合を増加させた「グリーンゴールド」など、金の含有率75%を変えずに、割金の25%の部分の配合の割合を変えるだけで様々なカラーバリエーションが作れます。
価値的にはほとんど変わりませんが、中でも若干K18WGの方が価値が高くなります。上記でも説明しましたが、ホワイトゴールドはロジウム加工といったメッキコーティングが施されているため、必然的にコーティング分の工賃として若干価値は他のカラーゴールドと比べると上回っています。